FXテクニカル関係

FXテクニカルインジケーター「ADX(DMI)」とは?見方や使い方・設定値などを解説

突然ですが「あなた」は、テクニカルインジケーターのADX(DMI)をご存知でしょうか?

マーケットで大きな利益をもたすには、大きなトレンドに乗る事が非常に重要です。

その大きなトレンドを掴む為にADX(DMI)というオシレーター系のテクニカルインジケーターが非常に有用なのです。

ADX(DMI)は、取引したい各通貨ペアが、今「トレンドが発生しているのか?」、「トレンドが発生しているのであれば、強さはどうなのか?」を数値で察知することが可能です。

オシレーター系とは !?

「振り子」や「振り幅」という意味で、投資の世界では「買われ過ぎ」や「売られ過ぎ」を示すテクニカル分析手法の事を言います。

代表的なオシレーター系のテクニカル指標は、「RSI」、「MACD」、「ストキャスティクス」等が挙げられます。

ADX(DMI)は、名著と言われている「高勝率トレード学のススメ」でも紹介されています。

高勝率トレード学のススメの内容とは?FX・投資初心者におすすめ!

 

本記事で解決できる悩み
  1. 「ADX(DMI)」とは何なのか?
  2. 「ADX(DMI)」はどういう計算式で成り立っているのか?
  3. 「ADX(DMI)」の期間設定はどうすればいいのか?
  4. 「ADX(DMI)」はどう使えばいいのか?手法は?

 

興味があれば、ご覧ください。

 

 

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FXテクニカルインジケーターADX(DMI)とは?

ADX(DMI)とは、「Average Directional Movement IndeXの略です

  • Average(平均)
  • Directional(方向)
  • Movement IndeX(移動指数)

日本語で直訳すると「平均方向移動指数」となります。※DMIとADXは同じ意味です。

ADX(DMI)は、テクニカルインジケーターで有名なRSI(Relative Strength Index)も開発しいる「ウエルズ・ワイルダー・ジュニア」氏によって開発されたインジケーターです。

チャート上でADX(DMI)を表示させると、以下➂つの線が表示されます。

FXテクニカルインジケーター「ADX(DMI)」とは?見方や使い方・設定値などを解説
  1. +DI線
  2. -DI線
  3. ADX線

詳しく見ていきましょう。

 

➀ADX(DMI)で表示される「+DI線」とは?

(プラスまたは上昇方向性指数)は、マーケットにおける上昇トレンドの強さや弱さを表します。すなわち、買い勢力の強さを表しています。

 

➁ADX(DMI)で表示される「-DI線」とは?

(マイナスまたは下落する方向性指数)は、マーケットにおける下降トレンドの強さや弱を表します。すなわち、売り勢力の強さを表しています。

 

➂ADX(DMI)で表示される「ADX線」とは?

(平均方向性指数)は、+DIの線-DIの線の両方で構成されている線です。

上昇・下降トレンドが発生しているのかどうかを表しています。

 

 

FX「ADX(DMI)の計算式」とは?

計算は、ハッキリ言って複雑です。

計算方法を全て覚える必要はありませんが、指標の算出根拠を知っておいて損はありません。

以下、指標算出方法を詳しく説明していきます!

※ADXは、DM→TR→DI→DXの順番で、計算されます。

 

DM(Directional Movement)の計算

まず、DIを算出する為に、DM(Directional Movement)という方向性を算出します。

DMは、前日と当日の変動幅(上昇・下落幅)を比較して方向性を分析します

+DM=当日高値-前日高値 

-DM=前日安値-当日安値

ただし、以下の条件でDM値は変わります。

  • +DM<0なら+DM=0(当日の高値が前日の高値を上回らない)
  • -DM<0なら-DM=0(前日の安値が当日の安値を上回らない)
  • +DM>-DMなら-DM=0(当日の-DMが+DMを下回ると-DM=0)
  • -DM>+DMなら+DM=0(当日の+DMが-DMを下回ると+DM=0)

 

TR(True Renge)の計算

続いて、TR(True Range)という1日の最大値動きを算出します。

そして、先ほど算出したDMをTRで割って+DI・-DIを算出します。

TR(True Range)は、以下➂つの中の一番大きのものになります。

  1. 当日高値と当日安値の差
  2. 前日終値と当日安値の差
  3. 当日安値と前日終値の差

 

DI(Direction Indicator)の計算

これで+DM、-DM、TRを求めたので+DIと-DIを計算することができます。

DI(Direction Indicator)方向性指標は、方向性(DM)を実質変動幅(TR)で割り

算出します。

※14日間設定の場合

  • +DI=14日間の+DMの合計÷14日間のTRの合計×100
  • -DI=14日間の-DIの合計÷14日間のTRの合計×100 

 

DX(Directional Movement IndeX)の計算

最後に、DX(Directional Movement Index)方向性指数を算出します。

+DIと-DIの差を+DIと-DIの合計で割り数値化したものです。

これはトレンドの強弱を認識するためのものです。

数式にすると以下のようになります。

DX={+DI-(-DI)}÷{+DI+(-DI)}

DXの14日間移動平均を計算したものがADXとなります。

 

 

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FX「ADX(DMI)の期間(パラメーター)設定」について

ADX(DMI)は、チャート上で表示する際、デフォルトで(何も設定しない場合)、通常「14日間」で設定されています。

※これは、ADXを考案した「ウエルズ・ワイルダー・ジュニア」が14日間で設定していたからと言われています。

初心者の方は、期間設定で悩まれると思いますが、正直時間の無駄です。

まずは、デフォルトの設定「14」で設定して、自分の中で不都合や検証したい場合は変更すれば良いですが、それ以外は、通常設定で問題ありません。

 

FX「ADX(DMI)の使い方・手法」とは?

FXテクニカルインジケーター「ADX(DMI)」とは?見方や使い方・設定値などを解説

ADXの使い方は、チャートでトレンドライン、移動平均線などでトレンドの方向を見極めます。

そして、ADXでトレンドの強さを測ります。

トレンドの強さの基準は、「30」が基準になります。

※25以上がトレンドと捉える方もいますが、ここでは「30」とします。

「30」を上回れば、トレンドが強い事こと表し、「20」を下回れば、トレンド弱いことを表します。

手法として、環境認識をする際に、どちらの方向か見極めた上で、ADXが「30」以上でトレンドが発生している事を確かめ、エントリーする事で大きなトレンドに乗る事も可能になってきます。

 

FX「ADX(DMI)」のまとめ

今回は、ADX(DMI)についてまとめました。

大きな利益を出すには、大きな時間足で、大きなトレンドを見極め、長い時間ポジションを持つことで可能です。

ただ、FXや株式、仮想通貨、いかなるトレードにおいて、必ず価格がこうなるというのは存在しません。

ご自身のトレードの「後押し」程度に考え、用いる事をおすすめします。

また、実際のトレードで活用する際は、検証してから行うようにして下さい。

 

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「あなた」の投資生活に少しでも光がさす事ができれば幸いです。ノシ

 

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