「あなた」は、チャート上にボリンジャーバンドを表示していますか?
表示させているのであれば、何のために表示させていますか?
何となくであれば、意味が無いのでチャートから消した方がいいですし
せっかく表示させるのであれば、しっかりボリンジャーバンドを理解し
て表示させましょう!
また、そもそも「ボリンジャーバンド」を全く知らないという初心者の方にも
一から理解できる内容となっていますので
是非!最後までお付き合い下さい!
FXボリンジャーバンドとは

ボンリンジャ―バンドは、ジョン・ボリンジャー氏が開発した標準偏差を応用して相場の位置を探ろうとするテクニカル手法です。
センターライン(移動平均線)と標準偏差(σ)で表示されます。
詳しく見ていきましょう!
FXボリンジャーバンドで応用されている標準偏差とは?
標準偏差とは、統計学の用語で資料の散らばり度合いを表す数値のことです。
ボリンジャーバンドで説明すると
ローソク足は、価格が上下に動きながら進んでいきますよね?
この上下に変動している価格をある期間(例えば20日間)
つまり「移動平均線」を基に
どれだけ平均価格からズレるのかを規定の式で計算し数値化したものです。
FXボリンジャーバンドで表示される「シグマ」とは?
ボリンジャーバンドで表示される「シグマ」とは以下を意味します。
1σ(シグマ)とー1σに価格が収まる確率が約68.3%
2σ(シグマ)とー2σに価格が収まる確率が約95.5%
3σ(シグマ)とー3σに価格が収まる確率が約99.7%

FXボリンジャーバンドの3パターンの状態

ボリンジャーバンドは、状態を表す3つのパターンが存在します。
詳しく見ていきましょう!
FXボリンジャーバンド「スクイーズ」の状態とは!?
スクイーズは、ボリンジャーバンドの幅が狭まった状態です。
相場参加者がどちらの方向に進むか迷っている状態とも言えます。
だからこそ、値動きが非常に小さくなってしまいます。
このスクイーズ状態が長く続けば続くほど次へのエネルギーを溜めることになるため、その後一気にトレンドが大きく動く可能性があります。
FXボリンジャーバンド「エクスパンション」の状態とは!?
エクスパンションは、ボンリンジャ―バンドの幅が広がっていく状態です。
スクイーズ状態から解き放たれ、相場のトレンドに勢いが出たときに見られます。
大きな値動きをするため、取引のチャンスとも言えます。
FXボリンジャーバンド「バンドウォーク」の状態とは!?
バンドウォークは、ボリンジャーバンドの外枠近くでレートが動いてく状態です。
チャートでは、ローソク足がバンドに追従するのが特徴で、強いトレンドを示しています。
FXボリンジャーバンドの期間設定について
初心者の方は、期間設定で悩まれると思います。
私もそうでした。
いったい期間は、何に設定すればいいのか?
結論から言えば
デフォルトの設定「20 or 21」で問題ありません!
何故か?
ボリンジャーバンドを表示するのであれば
相場参加者の多くが設定されていて、且つ、機能する期間がベストですよね?
ボリンジャーバンドを表示している相場参加者が
多くが「20 or 21」だからです。
期間設定は、自分の好みでも問題ありませんが
わざわざ設定を変更して相場参加者が意識・機能しなければ
表示させる意味がありません。
FXボリンジャーバンドの活用方法・利用価値
ボリンジャーバンドは、簡単に以下のような活用方法があります。
- 2σ・-2σにタッチすれば、逆張りする方法
- 2σ・-2σにタッチすれば、順張りする方法
詳しく見ていきましょう!
FXボリンジャーバンドの「2σ」・「-2σ」にタッチすれば、逆張りする方法とは?

上図のように
2σにタッチしたので、逆方向に「売り」を仕掛ける方法です。
正直、個人的には、この方法では勝率は良くありません。
後の「順張り」でも説明しますが
2σにタッチしているという事は、相場に勢いがあると言う事です。
私の経験からですが
そのまま上方向に価格が進行する方が多く「負け」パターンが多いからです。
※あくまで、個人的な意見です。この方法でも他の色んな要素を取り入れて利益をあげている方もいらっしゃるしょう。
大事なのは、繰り返しになりますが、自分自身で検証する事です。
FXボリンジャーバンドの「2σ」・「-2σ」にタッチすれば、順張りする方法とは?

上図のように
2σにタッチしたので、流れに沿って「買い」を仕掛ける方法です。
個人的には、この方法の方が「逆張り」より勝率は高いです。
何故かと言うと
特にボリンジャーバンドが「スクイーズ」している状態からだと
一気に「エクスパンション」し、価格が「バンドウォーク」しトレンドが発生する事が
多いからです。
この状態で「逆張り」を仕掛けると、損失は見る見る膨れ上がります。
よって、私の場合ですが
様々時間帯での環境認識と併用して、「順張り」で用いる事が多いです。
FXボリンジャーバンドのまとめ
今回は、ボリンジャーバンドついて纏めました。
覚えて頂きたいので、繰り返しますが
ボリンジャーバンドは
1σ(シグマ)とー1σに価格が収まる確率が約68.3%
2σ(シグマ)とー2σに価格が収まる確率が約95.5%
3σ(シグマ)とー3σに価格が収まる確率が約99.7%
を意味します。
それらを考慮して、今価格がどのような状態なのか?
環境認識の一つとして使用する・表示させるのがベストだと私は思います。
安易に価格が「2σ・-2σ」にタッチしたら逆張りする!
のような活用方法だと、大怪我をする可能性がありますので注意して活用して下さい!
「あなた」の投資生活に少しでも光がさす事ができれば幸いです。ノシ
最後に、この記事が有益だと感じたら、
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