今回の記事内容は、既に「フォレックステスター5」を
「購入」→「インストール」→「初期設定」が終わっている方向けの内容です。
▼▼初期設定まで終わっていない方は下記記事を参照してください▼▼
- 初期設定まで終わったけど後何をすれば検証できるようになるの?
- 検証ってどうやるの?
超初心者にもわかりやすく画像付きで解説しております。
是非!最後までお付き合い下さい。
「フォレックステスター5」データのインポート手順
フォレックステスター5は、ダウンロード後にそのまま起動しても検証を開始することはできません。検証を開始するにはチャートを表示するために過去データを「フォレックステスター5」にインポートしなくてはなりません。
データをインポートすれば、新規のプロジェクトから検証を行うことが可能となります。
まずはデータをインポートする手順を解説します。
過去データをインポートする
「データセンター」を選択します。
「フォレックステスター5」を起動し「データセンター」をクリックします。

検証したい通貨を選択します。
自分が検証したい通貨ペアを選択(チェック)します。

「シンボル」設定について
- 検証したい通貨ペアの選択
選択した通貨ペアの詳細情報と設定は、ウィンドウの右に表示されます。 - 通貨ペアのデータ削除
削除ボタンをクリックすると、選択したすべての通貨ペアが削除されます。 - 通貨ペアの追加
- グループ設定をした通貨ペアの選択と非選択
リストにある全ての通貨ペアを選択し、全ての過去データを同時にダウンロード可能。
通貨ペアを選択すると、同時にグループ設定(ダウンロードデータ、レバレッジの変更など)ができます。
シンボルプロパティの変更設定します。

初心者の方は、基本設定不要ですが、設定の概要を解説します。「シンボルプロパティ」は「一般」タブと「手数料」タブの2つあります。
「一般」タブでは、以下の設定が可能です。

- シンボル名 – 通貨など銘柄の名前
- シンボルタイプ – 通貨ペアまたは株式
- グループ – シンボルが参照するシンボルリストのグループ
- ロット通貨 – ロットの通貨
- ベース通貨 – 基本通貨
- ロットサイズ – ロット通貨での1ロットのコスト
- レバレッジ – 1ロットのロットサイズとマージンの比率。 ブローカー(各FX業者)はそれぞれ異なるレバレッジを使用するため、ブローカーが使用しているレバレッジに設定可能です
※普段日本口座の場合は、レバレッジを25倍に設定します。 - 小数点以下の位 – 小数点の後の桁数。
※1.3500は4桁の値、1.25001は5桁の値です - スプレッド,ポイント– ピップスのスプレッド。
※スプレッドは、買値と売値の差 - プライス,ポイントからの最小幅 – 未決注文を出すことができる現在の価格までの最小幅のピップス。 「価格までの距離」は2つの選択肢を定義します
- 証拠金通貨 – 証拠金の通貨です
- 1ロットのマージン – 1ロットのマージン
- ヘッジ証拠金– 1ロットのヘッジポジションに対して計算されるマージン。 マージンの値を手動で入力する場合は、「レバレッジ情報を使用」オプションを無効にする必要があります
「手数料」タブでは、以下の設定が可能です。

- 1ロット毎の手数料,USD – ポジションの執行および決済時の手数料を設定します。 検証中に手数料をいつ適用するか選択することができます。
- 買いワップ,ポイント – ロングポジションのピップス単位でのスワップ。
- 売りスワップ,ポイント – ショートポジションのポイントでのスワップ。
ソースを選択します
ソースは、「VIP」の方であれば「advanced data feed」、「Standard」の方であれば「Standard data feed」、「Basic」の方であれば「Forexite」を選択してください。

※タイムシフトゾーンについて
デフォルトの設定では、GMT+0のタイムゾーンになています。タイムゾーンは、新しいプロジェクトを作成するときに変更が可能です。

※データクオリティインジケーターについて
過去データのクオリティを確認できます。緑の箇所はデータが正常を表し、赤い箇所があればデータがなく、薄暗い箇所があれば少しデータが飛んでいる箇所です。

ダウンロードするデータの期間と種類を設定します
「サーバーからアップデート」をクリックして進みます。

「データレンジ」で検証したい期間を設定します。
ダウンロードしたい過去データの期間を設定します。
※「最新の過去データをダウンロード」を選択した場合、 例えば、2018年4月30日までダウンロードしていた場合、2018年4月30日から最新のデータまでをダウンロードし、元々あったデータと統合します。過去データが何もない(もしくは、過去データを削除した)場合は、選択した通貨ペアの全過去データをダウンロードします。
※「一部の過去データをダウンロード」を選択した場合は、選択した期間の過去データを取得します。すでに過去データが入っているときは、元々入っていたデータと結合される形でダウンロードされます。

「ダウンロードするデータを選択」で検証したいデータの種類を選択します。
ダウンロードする過去データのタイプを選び「アップロード」をクリックすれば完了です。
※1分足、ティックデータをダウンロード→VIPデータの方が選択可能
※1分足データのみダウンロード→Basic、Standardデータの方が選択
※ティックヒストリー→VIPデータの方が選択可能

「ダウンロードするデータ選択」について
VIPデータを購入している方は、「1分足、ティックデータをダウンロード」、「ティックヒストリーをダウンロード」を選択可能ですが、VIPであれば前者をダウンロードしておけば問題はありません。
【補足】経済ニュースをインポートする
「フォレックステスター5」では、市場に影響を与える経済ニュースもチャートに加える事が可能です。
「データ」から「最新ニュース」を選択します。
「ニュース」をサーバーからアップデートします。
取得したい経済ニュースの「通貨」を選択します。
通貨を選択後「サーバーからのニュースアップデートする」をクリックすれば完了です。

「フォレックステスター5」新規プロジェクト作成手順
「フォレックステスター5」は、検証する前に「検証する通貨ペア」、「検証する期間」、「証拠金」などの設定を行いますが、これを「新規プロジェクト作成」と言います。
「新規プロジェクト」を選択します。
「ホーム」から「新規プロジェクト」をクリックします。

「新規プロジェクト名」を設定します。
「プロジェクト名」、「初期証拠金」を設定し「次へ」をクリックします。
- 「プロジェクト名」・・・任意のプロジェクト名を設定します
- 「初期証拠金」・・・検証したい金額を設定します

「新規プロジェクトの内容➀」を設定します。
「シンボル選択」、「「テスト期間」、「テストクオリティ」を設定し「次へ」をクリックします。
- 「シンボル選択」・・・検証したい通貨ペアを選択します。
※1つ以上の通貨ペアを同時に検証可能です。 - 「テスト期間」・・・検証したいテスト期間を設定します。
- 「テストクオリティ」・・・VIP=1分とチックデータを使用するを選択します。※VIPサービス以外の方は「1分データを使用する」を選択して下さい

高度な設定について
初心者の方は、基本設定不要ですが、設定の概要を解説します。


- OHLCポイントでティックを変換 – 各ロウソク足は1から4つのティック(始値/高値/安値/終値)を含みます。
- ボリュームを使ってランダムにティックを変換 – 1分足の中に入っているティック数は、そのロウソク足のボリュームと同じになります。ティックは1分足の中にランダムに設置されます。 最初のオプションを使うことを推奨します。なぜなら、その方法が早く、また、良いテストクオリティを提供するからです。
- 変動スプレッドを使用 -この機能は、すべてのデイトレーダー(タイムフレームM1、M5、M15、M30、H1)にとって正確なテスト結果を得る為に最も重要です。※「分足とティックデータを使用する」オプションを有効にした場合に使用可能
「新規プロジェクトの内容➁」を設定します。
「タイムゾーン」、「テスト開始時間」、「その他」を設定し「作成」をクリックすると「新規プロジェック作成」が完了します。
- 「タイムゾーン」・・・検証したいタイムゾーン (日本時間は+9)を選択します。夏時間を設定する場合は、「DTSあり」にします。
- 「テスト開始時間」・・・以下の内容から任意で選択します。
※「データの最初からテストを開始」は、設定した日付からテストを開始可能。
※「テスト開始日を決定」は、過去データを使った分析をする場合に役立つ機能。 - 「その他」・・・以下の内容から任意で選択チェックをします。
※「作成後、テスト開始」・・・このチェックを外すとテスト開始時に一時停止。
※「前進限定モード」・・・ここをチェックすると、チャートの巻き戻しが不可能。
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「フォレックステスター5」検証の操作方法
検証時に、使用する基本的な操作方法を解説します。
※普段からMT4/MT5を使用している方なら「注文方法」や「決済方法」は、ほぼ同様です。
「フォレックステスター5」の基本操作


- 「更新」・・・クリックすると検証テストを開始されます。
- 「テストスピード」・・・検証テストの価格変化の速さを定義します。
- 「タイムフレーム」・・・検証テストしたい時間足に変更できます。
- 「一時停止」・・・検証テストを停止できます。
※「スペースキー」でローソク足1つ進めることが来ます。「バックスペースキー」でローソク足1つ戻ることができます。
※「テストスピード」の「ジャンプ」ボタンは、特定の日時へのクイックジャンプ(Go Toオプション)や、時間軸上の必要なポイントの検索(Searchオプション)を行うことが可能です。
「フォレックステスター5」の成行注文方法
「成行き注文」をクックします。※「F2」キーでも実行できます。

「成行注文」の内容を設定します。
「ロット(枚数)」、損切や利確をするのであれば「損切」、「利確」を入力し売りの場合は「SELL」、買いの場合は「BUY」をクリックすれば成行注文完了です。

「フォレックステスター5」の指値・逆指値注文方法
「指値/逆指値注文」をクリックします。※「F3」キーでも実行できます。

「指値・逆指値注文」の内容を設定します。
「タイプ」、「ロット(枚数)」、損切や利確をするのであれば「損切」、「利確」を入力し「注文を執行」をクリックすれば注文完了です。
「タイプ」について
Buy Limit 指値買い注文 | 現在より低い指値レートになったら買い |
Sell Limit 指値売り注文 | 現在より高い指値レートになったら売り |
Buy Stop 買い逆指値注文 | 現在より高い指値レートになったら買い |
Sell Stop 売り逆指値注文 | 現在より低い指値レートになったら売り |

「フォレックステスター5」の決済方法
指値や、逆指値を注文時に設定していない場合は、「オープンポジション」からポジションをダブルクリックすると「注文を修正」という画面が表示されますので「ポジションを決済」をクリックすると該当ポジションの決済が完了します。

「フォレックステスター5」検証手順のまとめ
今回は、「フォレックステスター5」の「過去データインポート~操作方法」までをまとめました。
「バックテスト(検証)」は、非常に面倒な事で疲れますが・・・
トレードルール限り無く明確に言語化し、再現性のあるルールで検証を行う。
そして、常に検証結果に対して、自分なりの仮説 → 改善 → 検証を行う。
上記のサイクルを繰り返す事によって、トレードルールがブラシュアップする事が可能ですので面倒ではありますが、実際のお金を溶かす前に準備を怠らないでください!!!
「あなた」の投資生活に少しでも光がさす事ができれば幸いです。ノシ
最後に、この記事が有益だと感じたら、
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